共同ブログ

陰謀論の社会ではなく、この社会で

「あなたはすばらしい。」

陰謀論って流行ってますね。
あれは、この社会で評価されない人が、別の社会(陰謀論を信じる人の社会)で評価されようとするためのものです。
カルト宗教や過激思想や不良の集団に入るのと同じです。宗教や政治の世界でも、伝統的な集団は結束が緩いです。緩い社会では、自分を積極的に評価されないから、それに不満な人がそういう集団に入ります。
一般社会、多数派(マジョリティ)の社会では、その構成員同士の繋がりは緩い。反対に、少数派(マイノリティ)の社会では、その構成員同士の繋がりは強い。
前者の社会では自由が尊重されるが、後者の社会では自由は許されない。後者の社会では自由は裏切り行為であり、その少数派の社会から追放されることになる。
評価されたい人は、必死に少数派の世界で生きようとし、どんどん過激な考えに同調するようになる。
「私を評価して欲しい。私はスゴイんだぞ。私を認めろ」という思いが強すぎてそういう社会に入る人は、可哀想。
過激なことを言えば言うほど、一般社会の人々との距離が開き、余計に一般社会で評価されなくなる。
「私を認めろ」じゃなくて「私は自分で自分を認めてる」と思えるように訓練をし、この一般社会で生きて欲しい。

2021年11月21日 日曜日 おいなり

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