共同ブログ

親戚が悪化

扉

親戚で、「犯人は韓国人」「中国人は信用できない」「工場の仕事なんか中国人がやる仕事」とか言ったり、店員や公務員の行動を「アカンやん、ダメやん」とか言ったり、コロナはどうでマスクはどうだとか言ったり、マスコミはどうだとか言ったりする、15年ほどひきこもってるヤバい人の症状が悪化してきました。

開き戸や引き戸を開けたり閉めたり、カーテンを開けたり閉めたり、ドアノブを上げたり下げたりするのを何度も繰り返すようになりました。

なぜこうなったか考えると、たぶん、「自己否定感が強く、自分への非難を恐れ、韓国人・中国人・店員・公務員にその非難を向けようとそういう発言ばかりすることによって、『自分である』という感覚がなくなるが、実際には抑圧してるだけでなくなっておらず、抑圧している『弱く不完全な自分』と、虚勢を張る『強く完全な自分』との乖離が生まれ、それがストレスになったから」だと思う。

僕が考えるひきこもりの4つの型の中の「生真面目型」だと思う。完璧主義で、「強い自分」と「弱い自分」、「完璧な自分」と「ダメな自分」の二極化で自分を評価するんだと思う。「完璧じゃないとダメだ」という意識が強いんだと思う。「プライド型」とも言えるかな。

そういう人は、根拠なく「自分は最高」とは思えず、人からの助言とかを「ダメ出しされた! 舐められた!」とか激昂する。「私のことを『完璧じゃない』って言うのか!」って思いからキレる。

「自分は最高」っていうのは、何の根拠もなく思うのが大事であって、人から少し短いダメ出しされても、「ハハハ」って適当に笑って流しとけばいい。「最高・強い・有能」と「最低・弱い・無能」の中間の「普通の自分」を意識すればいいと思う。

「普通の自分」を受け入れることができれば、自分の気持ちを話せるようになる。そうなれば、現実と折り合いをつけ妥協し進むことができる。

完璧主義をやめ、普通の自分を受け入れ、自分の気持ちを話す。これが大事。

2021年12月22日 水曜日 おいなり

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