共同ブログ

好き・嫌いと肯定・否定

BAD! GOOD!

例えば、「納豆好き?」という話になった時、
A「納豆好き?」
B「大好きだよ。」
C「嫌いだよ。少しも食べられない。」
この会話で、BさんはCさんの言葉で否定された訳ではない。
これで、
B「えっ? ダメなの?」
C「うん。大嫌いだなあ。」
という会話になった場合、Bさんのこの「ダメなの?」が、「Cさんは納豆が嫌いなんだね。珍しいね。」みたいな意味なら問題ないけど、「納豆好きな私はダメなの?」の意味なら問題ある。
A「納豆好き?」
B「大好きだよ。」
C「嫌いだよ。少しも食べられない。」
B「えっ? ダメなの?」
C「うん。大嫌いだなあ。」
B「なぜ?」
C「糸が気持ち悪いし、味もネチャネチャしてるから。」
B「私は好きだけど。」
C「そうなんだ。私は嫌いだよ。」
B「どうしてそういう事を言うの? 私は好きなんですよ。」
C「好きか嫌いかの話をしてるから、『私は嫌い』って言ったんだよ。」
B「納豆は良いでしょ。」
みたいな会話になれば混乱する。
Cさんは、納豆そのもの、納豆の価値を否定してるわけではない。Cさんにとって納豆は嫌いと言ってるだけ。Cさんは、Bさんが納豆好きなのを否定してるわけでもない。

2021年12月27日 月曜日 おいなり

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