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会話が揉める

揉める

例えば、

A「『ドラえもん』の中で誰が好き?」
B「スネ夫が好き」
C「他の登場人物もいいのではないですか?」
A「みんないいよね」
C「今、誰が好きかという話をしてるのではないのですか?」
B「そうだよ。Cさんは誰が好きなの?」
C「Aさんはまだ言ってないですよね?」
A「ドラえもんが好きです」
C「ドラえもんが一番人気でしょうね」
B「Cさんは誰が好きなの?」
C「次に人気なのはのび太でしょうね」
B「Cさんは、ドラえもんが好きで、次にのび太が好きってこと?」
C「次はスネ夫辺りではないですか?」
B「世間での人気が、ドラえもん、のび太、スネ夫の順じゃないかってこと?」
C「そうです」
B「それでCさんは誰が好きなの? さっき、『今、誰が好きかという話をしてるのではないのですか?』って言ってたけど」
C「この話はAさんがしたんじゃないですか?」
B「さっきCさんが言ってたよね? 誰が好きかっていう話って」
C「Aさんが『『ドラえもん』の中で誰が好き?』って聞いてきたんでしたよね」
A「そうですよ」
C「ですよね。Bさん間違ってますよ」
B「揉めてる感じになってるけど、なんで?」
C「揉めてないですよね?」
A「話が止まってる感じにはなってる」
C「話してますよ。今してることが話じゃなかったら何なんですか?」
B「この『話』っていうのは、『誰が好きか』っていう話のこと」

こういう会話ってどこを工夫したらいいんだろう?

A「みんないいよね」

は、Aさんが、人に誰が好きか聞いときながら、自分は全員好きってことを言ってんじゃなくて、「みんないいけど、その上で誰好き?」の「みんないいけど」の部分を言っただけだと思う。

だから、

C「今、誰が好きかという話をしてるのではないのですか?」

はその通りなんだけど、そうだから、Cさんは誰が好きか答えたらいい。

2022年2月18日 金曜日 おいなり

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