共同ブログ

「個人的にはおいしい」?

女性同士の会話

Aさん「その料理おいしい?」
Bさん「個人的にはおいしい」
Aさん「『個人的には』って?」
Bさん「私的には?」
Aさん「どういう意味?」
Bさん「え? 何かおかしい?」
Aさん「普通の『おいしい』と何が違うの?」
Bさん「おいしいよ?」
Aさん「そっか。おいしいんだ」
Bさん「えっ!? この料理がおいしいかを私に聞かれても」
Aさん「何? どういうこと?」
Bさん「私には決められないよ」
Aさん「何が?」
Bさん「この料理がおいしいか」
Aさん「いや、『誰でもこの料理をおいしいと感じるか』を聞いてるんじゃなくて、単に『あなたはこの料理をおいしいと感じるか』を聞いてるんだけど」
Bさん「それなら、おいしいけど、人それぞれじゃない?」
Aさん「だから、その『人それぞれ』の中にあなたも含まれるから、そのあなたはどう感じるか聞いてるんだよ」
Bさん「どうしたの? さっき『おいしい』って答えたよ?」
Aさん「この会話、長いよ」
Bさん「Aさんが聞いてきたから答えただけなんだけど」

この会話、Aさんの「おいしい?」って質問に、Bさんが「おいしいよ」か「おいしくない」と答えるだけで済む会話。「個人的には」とか「(他の人がどう感じるかを)決めることはできないよ(保証することはできないよ)」とか「人それぞれ」は不要。

食べ物の新商品開発してるなら、一般受けするかどうか考えることも大事だけど、単に会食で味聞かれた場合、「おいしい」「おいしくない」を答えればいいだけ。

2021年10月26日 火曜日 おいなり

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